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2025.12.16

メンタルヘルス研修~ストレス対処と依存症の実態~ in 神奈川県茅ケ崎市

  • 企業名:神奈川県茅ケ崎市 某製造企業様
  • 企業規模:5000人以上
  • 業種:製造業

神奈川県茅ヶ崎市の製造業企業様にて、「メンタルヘルス研修」を実施しました。今回の研修では、「ストレス対処と依存症の実態」をテーマに、働く人が日常的に抱えるストレスへの向き合い方や、ストレスと依存症の関係について学びました。

近年、企業におけるメンタルヘルス対策は、従業員の健康維持だけでなく、生産性向上や人材定着の観点からも重要な経営課題となっています。特に製造業では、安全管理や品質管理などの責任が伴うため、心身のコンディションを良好に保つことが求められます。

研修ではまず、「なぜ楽しい予定ですらストレスになることがあるのか」というテーマからスタートしました。一般的にストレスというと嫌な出来事をイメージしがちですが、実は結婚や昇進、旅行などの前向きな出来事も心身に負荷を与えることがあります。人間の脳は変化そのものにエネルギーを使うため、良い出来事であってもストレス反応が起こることが知られています。

こうした理解は、自分自身の状態を客観的に把握するうえで非常に重要です。「良いことがあったのに疲れている」「楽しみなはずなのに気持ちが重い」といった状態も決して珍しいことではありません。ストレスを正しく理解することが、セルフケアの第一歩となります。

続いて、ストレスに耐える力として注目されている「レジリエンス」について紹介しました。レジリエンスとは、困難や逆境に直面した際に回復し、適応していく力を指します。職場では予期しないトラブルや業務負荷の増加など、さまざまなストレス要因が発生します。そのような状況でも柔軟に対応できる力を育てることは、個人の健康だけでなく組織全体の安定にもつながります。

また、近年注目されている「ネガティブケイパビリティ」についても解説しました。これは、すぐに答えが見つからない問題や不確実な状況に対して、焦って結論を出そうとせず、その状態を受け入れる力を意味します。現代社会では変化が激しく、すべてをコントロールすることはできません。そのような時代だからこそ、「答えが出ないことに耐える力」がストレス対処の重要な要素となっています。

研修後半では、依存症の仕組みについて精神医学的な視点から解説しました。依存症というとアルコールや薬物を連想する方が多いかもしれませんが、近年ではギャンブル、インターネット、ゲーム、SNSなどさまざまな依存行動が問題となっています。

依存症は意志の弱さによって起こるものではなく、脳の報酬系と呼ばれる仕組みが関係しています。強いストレスを抱えた状態では、一時的な快楽や安心感を求める行動が繰り返されやすくなります。その結果、問題解決ではなく現実逃避が習慣化し、仕事や生活へ悪影響を及ぼすことがあります。

職場においても、依存症は欠勤や遅刻、生産性低下、ヒューマンエラーの増加などにつながる可能性があります。そのため、総務人事担当者や管理職には、依存症を正しく理解し、早期に支援につなげる視点が求められます。

今回の研修では、ストレスの正体やストレス対処の考え方、レジリエンスやネガティブケイパビリティといった心理学的な概念、そして依存症の仕組みについて学びました。単にストレスをなくそうとするのではなく、ストレスと上手に付き合う力を身につけることが、健全な職場づくりにつながります。

企業のメンタルヘルス対策は、問題が発生してから対応するのではなく、予防的な取り組みが重要です。定期的なメンタルヘルス研修やストレスチェックの活用を通じて、従業員が安心して働ける職場環境改善を進めることが、組織の持続的な成長にもつながります。

メンタルヘルス研修、ラインケア研修、セルフケア研修、ストレスチェック実施後の集団分析結果報告会などのご相談を承っております。職場環境改善や従業員のメンタルヘルス向上をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

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